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ぶどう膜炎

ぶどう膜とは、眼球を形作る壁の真ん中部分にある茶色い膜で、前部の虹彩・毛様体、後部の脈絡膜の3つをまとめた総称です。眼球全体を包み込み、血管が豊富な組織で、網膜への栄養補給やピント調整、房水の産生などの役割を担っています。血管が多いため、感染やアレルギー反応で炎症が起こりやすい組織です。
ぶどう膜炎を生じる代表的な病気として、サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病の3つがあげられますが、全身性の病気の合併症で生じるものや原因不明のものも数多く存在します。
治療は、炎症を抑えるステロイド剤の点眼や内服が基本です。感染が原因の場合は、抗菌薬を併用します。ぶどう膜炎は急速に進行する場合があり、発症時期や症状に合わせて、迅速な治療が求められます。

症状が改善しにくい場合や再発を繰り返す場合は、急激な視力障害につながることもあります。

外来だけの治療では治らずに、入院の治療が必要になることもあります。 



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